みなさん、毎日充電してますか。
というか充電しないともはやスマホも何もかも使えません。
もしかして未だにみなさん充電遅い充電器使っています?
残念ですが充電器にも技術革新の波は来ています。
キーワードは「窒化ガリウム」これです。
窒化ガリウム?
なんの話?
まあ私もよくわかっていないですが、すごいものだということだけはわかりました。
ざっくりいうと
- これまでの充電器の主流はシリコンを使用したもの
- シリコンは出力と発熱が比例して高まるので高出力では放熱のため大型化する
- 窒化ガリウムなら高出力でも発熱が低いので放熱する必要がなく小型化できる
とりあえず「すげー小ちゃいし、すげー出力あるから、すぐ充電できちゃう」というもの。
すごいですね。
私も使っていますが、小さいくせにめちゃめちゃ早く充電できます。
どれくらい違うの?
小さいんです。
とにかく小さい。
Apple純正の充電器で60wの出力のものがありますが、窒化ガリウム使用の60wの充電器はその半分から3分の1程度の大きさです。
コロンとした少々大きなサイコロ程度の大きさです。
2〜3世代前のiPhoneの純正充電器の大きさくらいで60wですよ。
本当にこれでこれだけの出力でるんですから、技術革新万歳です。
小さくて高出力の充電器の何がメリットか
まず、物理的な大きさ、重さが当然違いますので持ち運びの際に荷物が減ります。
次にこれが一番大きいのですが、
- iPhoneの急速充電
- MacBook・iPad Pro等の高出力を必要とするデバイスの充電
が共用化できるということです。
普段の運用ですとiPhoneの充電器とMacBook・iPad Proの充電器は別々に持ち歩く必要がありました。
なぜなら出力の差があるからです。
出力の弱いiPhone用の充電器ではMacBook・iPad Proを充電できないのです。
しかし大は小を兼ねるの考え方から、大出力の窒化ガリウム充電器を使えば充電器を共用できるのです。
USBCーLightningケーブルでiPhoneを充電して、MacBook・iPad ProなどはUSBCで充電しましょう。
MacBookをお使いの方には充電器が共用できるというメリットよりも、充電器が大幅に小型化することのメリットの方が大きいかもしれません。
MacBookの充電器、非常に大きいですからね。
窒化ガリウム充電器
RAVPower 61W USB-C 急速充電器
※RAVPowerはAmazonの取り扱いがなくなってしまいました!
私のイチオシはこれです。
非常に小さいのに61w出力あります。
これは他のメーカーのものより特に小さく、出力が高いです。
特に、61wあるとMacBookも余裕で充電できるのです。
中途半端な出力だと充電ではなく給電しかできませんからね。
AUKEY ACアダプタ 充電器 USB-C 2ポート 63W
こちらは充電ポートが2つあるもの。
窒化ガリウム充電器はポートが1つしかないものが多いのですが、これは2つです。
その代わり上のものよりも一回りほど大きくなっています。
63wという値はポート1つしか使わない場合。
2つを同時に使うと、1つが18wもうひとつが45wに出力は下がります。
それでもMacBookとiPhoneは同時に充電できますので大したもんです。
Anker PowerPort Atom III 65W
みんな大好きAnkerからも窒化ガリウム充電器は出ていますが、大きさの点から言って他のメーカーよりは少々分が悪いように思います。
ちなみにこちらはUSB−AとUSB−Cのポートが2つあるという点ではいいのですが、出力が少々弱いです。
合計60wと書いてありますが、これはレトリックが効いています。
それぞれのポートからの出力は可変ではないので、ポート1つしか使わなくても1つのポートからは最大45wしか出力されません。
最大15wと最大45wを合計して60wです。
買うときはこのあたりを確認しておかないと、思っていたのと違う展開になるかも知れませんので気をつけてください。
おわりに
窒化ガリウム充電器はここ最近盛り上がってきています。
まだまだ改良の余地はあると思いますので、これからの成長に期待したいですね。
ガジェットを多く持てば持つほどアクセサリーは増えてゆきますので、少しでもまとめられるように充電器関連から整理してゆきましょう。
ですが、色々なものを試してしまって気がつけばアクセサリーが増えてしまうというのが我々ガジェッターの性ではあるのですが…
みなさんも、よい充電ライフを。
それでは。
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