サウナでととのう概論3講目。
今回は「みんな違ってみんないい」という話です。
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これまでのサウナ概論
- サウナ概論1講目 ・そのためにホームサウナを見つけよ
- サウナ概論2講目 ・サウナとは水風呂と見つけたり
- サウナ概論3講目 ・ととのうためにセオリーは無い、自らの心の赴きを信じよ ←今回
- サウナ概論最終講・ととのいは数分間、下天のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり
あなたの思う入り方、それがサウナ
ルーティーンはみんな違う
サウナに入る、ととのうために、ルールはありません。
なぜなら、ととのいは一人一人の中で身体的・精神的に起こる現象ですので、誰かにとやかく言われる必要はないのです。
むしろサウナはととのうというゴールに向かうルーティーンのようなものです。
ルーティーンは一人一人違います。
最初は誰かの真似をするとパターンを見つけやすい
そうは言っても全く何も知らないところからサウナに入っても、何が気持ちいいやら素晴らしいやらわかりません。
ただの灼熱地獄と冷水地獄に辟易してととのいを知らずに退散する悲しい人生になりかねません。
なので、最初は「サウナ大好きおせっかいおじさん・おばさん」の言うことを聞いてみましょう。
かく言う私もおせっかい人間の一人です。
その中で「自分の型」が見つけられるはずです。
そうなったら、一人立ちしてととのいまくることができるのです。
みんなちがってみんないい
私のととのい方
そうは言っても近くにおせっかいおじさんがいない方も多いと思います。
ということで、ここで私が「私の型」をお伝えしましょう。
なぜなら、そう、私はおせっかいサウナーだからです。
私のととのい方はストロングスタイルです。
サウナと水風呂の往復のみを3回くりかえし、その後休憩、ととのう。
というものです。
つまり
- 掛け湯で体を清める
- サウナ1(10分前後)
- 水風呂1
- サウナ2(10分前後)
- 水風呂2
- サウナ3(10分前後)
- 水風呂3
- 休憩
- ととのう
- 水分補給して浴槽へ・もしくはもう1セット
というもの。
数年前まではととのい休憩を取らずに永遠とサウナと水風呂の往復をして、そのサウナ室や水風呂の中でととのってしまっていたりしましたが、これは危険です。
しっかり休憩しましょう。
ととのい方は千差万別
合間合間に小休憩を取る方もいます。
- サウナ1
- 水風呂1
- 小休憩1
- サウナ2
- 水風呂2
- 小休憩2
- サウナ3
- 水風呂3
- 大休憩3
- ととのう
というものです。
これは結構オーソドックスな方法のようです。
しかし私は水風呂に入って冷たくなった体のままサウナに入りたいので、この方法は取っていません。
ほかにも、最初からサウナに入るのはつらいので最初のサウナ前に水風呂に入るパターン。
- 水風呂0
- サウナ1
- 水風呂1
- サウナ2
- 水風呂2…
これは理にかなっています。
最初から水風呂に入るのが抵抗がない方はこの方法でもいいでしょう。
そのほか、
- 休憩は脱衣所で行う人
- 水風呂に入る前に冷水で汗を流す人
- 逆に熱湯で汗を流す人
- 水に沈んだまま上がってこない人
など様々いますが、マナー・ルールに反しないようにすれば自由です。
ただ、水風呂に頭まで入ってしまうのはマナー違反かも知れません。
正解はないし、全て正解
というように、サウナーの数だけ入浴法はありますし、ととのい方も千差万別です。
なぜそれが許容されるかというと、繰り返しになりますが
ととのいは各個人の内面における精神的・肉体的現象
ですので、みなさんそれぞれが楽しく、気持ちよくなれればそれが正解なのです。
さいごに
ということでサウナでのととのい方のルーティーンが決まれば、後はそれを繰り返すだけです。
人は決まった繰り返しの中に真理を見つけます。
また、日々の喧騒から離れて自分のととのいと対話することで非日常が得られるのです。
自信を持ってサウナに入ってください。
次回は最終講義です。
それでは。
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