みなさん、特に男性のみなさん、毎日ヒゲ剃ってますか。
紳士のたしなみひげそりは毎日毎日行わねばならず、煩わしいことこの上ありません。
世の中にはいろんな方法でヒゲを剃る方がいらっしゃいますが、私は肌が弱くて髭が濃いという二重苦に苦しめられています。
そんな私が最終到達点として選んだのは、PHILIPSのシェーバーでした。
今回はそんな私の実際のヒゲとの闘いの記録です。
また、文中の感想は私個人の意見ですのでご参考までにということでお願いします。
肌は弱いがヒゲが濃い、私の人生
強いのか弱いのか分からない私の肌
二律背反、ジレンマというものが世の中には存在します。
愛と友情、時間と金。
私の場合は「髭か肌か」です。
そう、相反する二つの課題に直面した時、人は常に無力です。
思えば中学・高校の頃からでしょうか。
第二次性徴、思春期を経て私のアゴ、頬、そして首までもがヒゲに覆われてきたのです。
最初は「かっこいい」なんて思っていた私ですが、時は流れ、就職活動そして社会人とその「大人の象徴」は「大人の直面する悩み」へと変わっていったのです。
そしてもう一つの問題は私の肌。
アレルギー、アトピー、敏感肌、乾燥肌。
幼い頃から皮膚科に通い詰める私は現在まで「お肌の悩み」にも直面しています。
そう、天は私に二物を与えました。
ですがこんな二物はいりません。
同じ悩みを抱える方なら理解いただけるでしょうが、
- 髭をケアしようと深剃りすると肌に大ダメージ
- 肌をケアしようと髭を放置するとアウトロー扱い
といったあちらを立てればこちらが立たずという日々に頭を抱えていました。
様々な髭剃りを試したあの頃
これまで様々な髭剃りを試行錯誤しました。
例えばT字カミソリ。
ホテルや旅館にあるような大量生産プラスチックカミソリでは肌がボロボロになります。
しかも髭の硬さにカミソリが追い付かず、剃りムラのある仕上がりになります。
ヒゲが剃れないのにただ肌を痛めつける、まさに自殺行為。
4枚刃5枚刃といったカミソリは深ぞりできてなかなかお肌に優しいのですが、それでも毎日毎日使い続けると肌が悲鳴を上げます。
次に試したのは一般的な電動シェーバー。
リモコンのような四角い箱で刃の部分が横長で上を向いているあれです。
私にはこれも合いませんでした。
ただひたすらに肌がボロボロになります。
しかもT字カミソリよりも私の場合は深剃りできませんでした。
これは某有名メーカーのフラッグシップモデルを使用した私の感想です。
ああいった電動シェーバーの目的は「T字カミソリの髭剃りの手間を減らす」ことを目的としていますので、肌への影響はある程度、度外視されているのです。
もちろん肌への優しさを考え、それをアピールしている商品もありますが、私のような尋常じゃないお肌弱い男子には全く歯が立ちません。
いやむしろ刃がたちすぎです。
私にひとつの光明が
私は途方に暮れました。
もう髭は諦めよう、剃るのは諦めて山に篭って霞を食いながら仙人として暮らそう
そう思っていた時です。
フィリップスはお肌に非常に優しい電気シェーバーであるという情報をキャッチしたのです。
これまでそんな謳い文句に騙され続けていた私は期待していませんでした。
しかし、騙され続けているなら、騙されたと思って試してみよう。
そうして試してみたフィリップスの電気シェーバーが私に幸福をもたらしたのです。
お肌のケアとそれなりの深剃り、唯一両立するのはPHILIPSだ!
見たこともない刃の形状
箱から取り出してまず最初に驚くのはその刃の形状です。
3つの円で構成されているのです。
ご存知の方は「これぞフィリップス」と一発でわかる形状ですが、何も知らない方が最初に見ると驚かれるでしょう。
- 他のシェーバーと一線を画す円形の刃で髭を起こし剃る
- その刃の周囲のコーティングが摩擦を最大限軽減して肌を守る
これが肌と髭を両立できる秘密なのです。
確かに肌に優しい、お風呂剃りだともっと優しい
部屋で鏡を見ながら試してみると、確かに肌へのダメージが格段に違います。
他の電動シェーバー、T字カミソリで受けていたダメージはありません。
ですが正直な感想は
- 他の髭剃りよりもダメージは少ないが、まだ少し肌が痛い
というものです。
肌への影響は満点というより及第点でした。
さて、私の普段のヒゲ剃りルーティーンは朝シャワーに入りながらヒゲを剃るというものです。
「安い買い物ではなかったし、とりあえず明日からシャワーでこれ使ってみるか」
そうして翌日から浴室で使い始めました。
なんとここからがPHILIPSの真骨頂だったのです。
シャワーの温水を浴びていると肌と髭は温まり、柔らかくなります。
そこでフィリップスの円形刃はより効果的に髭を剃り、肌をいたわってくれます。
これまではお風呂上がりの乾燥と共に「つっぱる・ピリピリ」といった違和感がありましたが、PHILIPSではそれが本当にありませんでした。
フィリップスのほとんどの商品はお風呂剃りが可能です。
お風呂上がりのノーストレスの爽快感を、二重苦男子達に私は味わってほしいです。
ゴリゴリの深剃りは期待できないが肌を考えたら必要十分
もちろん、不満が無いわけではありません。
私はPHILIPS社となんの関係もないので良くない点も率直に書きます。
それは「本当の深ぞりは期待しない方がいい」ということです。
肌へのダメージの少なさと深ぞりはトレードオフです。
- 深ぞりしようとすればするほど肌に刃が直接当たり押さえつける
- 肌をいたわろうとすると剃りあがった髭はそれなり
ということになります。
しかし、かといって全く期待できない訳ではありません。
剃り上がった髭はビジネスシーンでも全く問題無いレベルのきれいさです。
我々お肌弱いボーイは結局のところ、髭か肌かで問われたら肌を大切にしたいのです。
髭と肌に悩みを抱える人が日常で相手に与える印象としては
- 髭は無いが肌が荒れている
- 朝剃ったとわかる髭にきれいな肌
だったら後者の方が印象が良いでしょう。
むしろ世の多くの電気シェーバーは、肌に優しいを謳っておきながら実際は深ぞりメインで、肌への優しさは満足できないことがほとんどです。
そんな中、フィリップスは私のようなお肌弱いボーイに焦点を当てた商品を作ってくれているということに喜びを感じるのです。
何より、これは肌が弱くヒゲが濃い私のような人間の感想であり、ヒゲの濃さがそれなりの方だとフィリップスのシェーバーは満点レベルで満足できるものになっているかも知れません。
私の髭剃り運用法
T字、電気シェーバーなど各ヒゲ剃りの個人的評価
さて、これまでを踏まえて私の思う各ひげ剃りの評価を順位付けします。
まずは深剃り部門。
- T字多枚刄カミソリ(振動タイプ)
- 電動シェーバー(フィリップス以外)
- フィリップス電気シェーバー
- T字多枚刄カミソリ(非振動)
- T字カミソリ(1枚刄、2枚刄)
次にお肌に優しい部門。
- フィリップス電気シェーバー
- T字多枚刄カミソリ(振動タイプ)
- 電動シェーバー(フィリップス以外)
- T字多枚刄カミソリ(非振動)
- T字カミソリ(1枚刄、2枚刄)
となっています。
私は日々どうやって髭を剃っているか
さて、それを踏まえて私の日々の髭剃り運用を書いてみます。
普段の日常的な髭剃りは
フィリップスのシェーバーでお風呂剃りです。
毎日の髭剃りにフィリップスに勝るものはありません。
そして仕事においてもプライベートにおいても重要な日、ここぞというハレの日は
T字多枚刄カミソリの振動タイプでお風呂剃りです。
T字の多枚刄カミソリが結局のところ最も深ぞりできますし、振動するものを使用してお風呂で使用するとある程度肌へのダメージはありません。
毎日毎日だと肌へのダメージが蓄積されていくので、T字カミソリを使っているうちに肌が悲鳴を上げます。
日々の髭剃りをフィリップスを使って肌をいたわりながら、ヒゲの全く無いきれいな肌を見せたい「ここぞ」というたまの1日に使う分にはお肌にも優しいです。
こうして毎日工夫をしながら、肌と髭に悩まされる私は髭剃りを運用しています。
PHILIPSのシェーバー、どれを選ぶ?
さてここからはシェーバー選びです。
予算とお肌に合わせて選んでゆきましょう。
以下、全て2020年1月現在のAmazon価格です。
最高の剃り心地と肌へのいたわり【S9000シリーズ】
フィリップスのシェーバーに興味を持って、ずっと使い続けていくぜ!というあなたは賢明です。
剃り味、肌へのダメージの少なさ、共に最高級のS9000シリーズを選びましょう。
現行は無線充電のQiに対応した(!)モデルもあります。
最高級のS9000プレステージは
- Qi対応だと45574円
- Qi非対応で34004円
となっています。
ヒゲスタイラーのありなし、同じS9000シリーズでも型落ちを選ぶと1〜2万円ほど価格が安くなってきますのでご自身の使い方で選んでみてください。
ちなみに、ヒゲスタイラーは刈り上げや眉毛カットにも使えるので非常に便利ですので、ヒゲスタイラー付きを選ばれるとよりQOLが上がります。
とにかく肌へのダメージを減らしたい【7000シリーズ】
ヒゲは普通〜少なめなので剃り味よりも肌へのダメージを減らしたい、もしくはヒゲは濃いけどそれよりもとにかく肌を守りたい!というあなたには7000シリーズです。
なんとこちら皮膚科医と共同開発(!)した特に肌へのダメージを軽減することを目的としたシェーバーです。
お肌へのPHILIPSの執念が感じられる製品です。
こちらは1種類しかなく、価格は
- 19800円
となっています。
髭剃りでの肌へのダメージを最小限にしたい方はこちらを選びましょう。
とりあえずPHILIPSを試してみたい【6000・5000シリーズ】
こちらはエントリーモデルです。
とりあえずPHILIPSの製品を試してみたい、という方にはこれらから始めてみましょう。
6000・5000シリーズになるとたくさんの商品があります。
価格も15000〜5000円程度まで大きく幅がありますが、上に紹介した5000シリーズは5000円程度というその安さと安定した使い心地でAmazonのベストセラー1位になっています。
とりあえず試してみたいという方にはおすすめですが、やはり本当にお肌と髭にお悩みの方は9000・7000シリーズを使うのが賢明かと思われます。
おわりに
これまで私を悩ませてきた髭と肌の悩みから解放してくれたフィリップス。
騙されたと思って使い始めて今ではヘビーユースする必需品です。
私と同じ悩みを持つ方は是非一度使ってみた方がよいです。
こうした日常の悩みを解決するライフハックが生活を豊かにします。
みなさんも、よい髭剃りライフを。
それでは。
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