みなさん、時計愛してますか。
私も日々時計の情報をチェックしならニヤニヤしています。
ロレックスの人気モデルは平行店でなかなか買えずにいるのが現在の状況ですが、疲労し消耗するよりもいっそ平行店で買っちゃうのもひとつの手です。
今回はそんなお話を。
止まらない定価の値上がり、下がらない平行店のプレミア価格
正規店の定価はこれからも上がるだろう
ロレックス自体の定価は長期的にも短期的にも上がり続けています。
過去の記事では「定価はこれからも値上がりするから今買いましょう」という内容を書きました。
- 世界的な定価に合わせる
- インフレ率に合わせる
ことを勘案したらこれからも定価は上がるでしょう。
昨年からは購入制限を課して本当に欲しい人に渡るよう対策をしているアピールはしていますが、抜本的な解決には至っていません。
「買えたという報告が増えたかな…?」というレベルです。
正規店で買うのは、
- 買いたいのに買えないしそのうち価格が上がってしまう
という状況なのです。
平行店のプレミア価格も劇的には下がらない
昨今のロレックスバブルを追い風に、平行店のロレックスの販売価格はプレミア化して高止まりです。
昨年、一時期平行店の価格に下落が見られ、「すわバブル崩壊か」となりましたが、そこまでは至りませんでした。
モデルによっては、定価から100〜200万円高くなっていることもザラです。
しかし国内正規店・ギャランティーカード等にこだわらなければ、デイトナだろうがなんだろうが高いお金を払えば平行店でポーンと新品が買える状況ではあるのです。
- 正規店には在庫が無いが価格が安い
- 平行店には在庫があるが価格が高い
これ、ここだけ見れば基本的な経済論理からは全く逆行してますね。
なぜそんなことになるかというと、多くの人が「正規店で買いたい」からです。
マラソンに疲れたらもう平行店で買うのもアリ
早く手に入れると幸せも早く来る
- 正規店の方が安い
- ギャランティーカードを自分の名前にしたい
これらを目的に正規店でマラソンの日々をみなさんも繰り返していらっしゃるかも知れません。
しかし、正規店でマラソンしても手に入るのは明日か、数年後か、もしくは手に入らないかも知れません。
ということはどういうことか。
人生の中で自らの欲しいモデルを手にしている期間が短くなってしまうということです。
残念ながら人生は有限です。
例えば、
- 平行店で200万円払って30歳で手にするか
- 正規店で100万円払って40歳で手にするか
これに対する考え方は人によってそれぞれでしょうが、平行店で高い金額を払っても早く手に入れた方が、人生のトータルでは幸せのパーセンテージは高くなるとも考えられます。
だって早く手に入れた方が長く持てるのですから。
「次の時計」の選択肢も増える
ロレックスは他のブランドと違い、中古になっても値落ちが少なく、むしろ値上がりしていることも多くある数少ないブランドです。
ということは、平行店でロレックスをプレミア価格で買い、次の時計を買うためにもし売ったとしても差し引きの損失は少ないと考えられるのです。
もちろん、正規店で定価で買って高値で売却するのが最も得するのですが、ここにはトラップがあります。
売却の際、国内正規店で購入したギャランティカードだと個人名が記載されています。
そうなると逆に買い取り場面では必ずしもプラス査定にならないようなのです。
中古市場では名前等無記載のギャランティーカードが好かれますが、昨今の国内ロレックス正規店では個人名を記載するのが絶対です。
また、ギャランティーカードは個人情報ですので、あなたの個人情報が市場を彷徨うことにもなります。
つまりは
売却前提なら平行店の方が得
とも考えられます。
平行店だからといってデメリットだけではない
どうですか。
意外と平行店で買うのも悪い話ばかりではないですよね?
こればっかりは好き嫌いの範囲ですので個人の考え・趣味ですが、
ロレックスマラソン・デイトナマラソンに疲れたら平行店で買ってしまう
のもひとつの選択肢なのです。
実際の価格差は?
人気の2モデルで、平行店と正規店の価格差から考察をしてゆきます。
コスモグラフデイトナ
泣く子も黙るデイトナ116500LNはこちら。
![](https://zeniushinai.com/wp-content/uploads/2020/01/F8BF91F6-B18D-47FC-85A1-9BD4693A8A39-196x300.png)
2020年1月現在の定価は1387110円です。
同時期の平行店でのおおよその平均価格は2850000円程度。
その差150万円。
大きいと見るか、早く手に入れるための手数料と見るか。
これだけの金額が払える方なら十分平行店での購入も選択肢に入ってくるでしょう。
サブマリーナーデイト
一般的なステンレス黒サブ、116610LNがこちら。
![](https://zeniushinai.com/wp-content/uploads/2020/01/10FC6A6B-F89D-4912-AE43-99A5734BB091-196x300.png)
2020年1月現在の定価は943800円です。
同時期の平行店でのおおよその平均価格は1300000円程度。
その差30万円少々。
こちらは多くの方に現実的な価格差ですね。
探して探して何年も待つよりも、30万円上乗せしてすぐに買う。
こちらの方が幸せになる想定も十分できます。
考察…モデルによっては平行店も十分選択肢になる
さすがにデイトナのような超プレミアモデルでは、その価格差にたじろいでしまいます。
ですがサブマリーナのような大人気モデルでも定価と平行価格の差は30万円程度。
だとしたら、すぐに買ってしまうのも十分選択肢としてはアリでしょう。
モデルによっては人気のものであっても平行店での購入が選択肢になるということです。
平行店、正規店、どちらで買うかは個人の趣味ですが、必ず正規店で買わなくていはいけないということでもないということがお分かりいただけたかと思います。
おわりに
腕時計の最終的な目的は、欲しくて欲しくてたまらないモデルを腕にして幸福感を得ることです。
そのための手段は限定されるべきではないのかな、とも私は思います。
いずれにせよ、みなさんも幸せな腕時計ライフを送れますよう。
それでは。
こちらもオススメ
なんとAmazonにもデイトナがありますが、大変な価格になっています
買えない間はムック本を熟読すると気持ちを高められますよ
コメント