みなさん、手ぬぐいご存知ですか。
知ってはいても実際に手にしたことがある方は少ないかも知れません。
今回はそんな手拭いを実用的にゴリゴリ使うための指南です。
手拭いは使うためにあるのだ
ネット上には様々な使い方が書いてあります。
オシャレに様々な物を包むとか贈答にどうぞだとか書いてあります。
そんなものは笑止千万です。
手ぬぐいとは、使うためにあるのです。
飾るためでもオシャレのためのものではありません。
使うとはどういうことか。
もちろんそれは水分を吸い取ることです。
ラフに使えて、時にはタオル以上の使い勝手になるのが手ぬぐいなのです。
手ぬぐいのメリットとは
速乾、ゆえに衛生的
手ぬぐいは、両端が切りっぱなしになっています。
そして生地が非常に薄い。
この２つの特性から、手ぬぐいは非常に乾きやすいという特性があります。
タオルの数段早い速乾性、これが効いてくるのです。
すぐに乾くということは、雑菌の繁殖する余地がないということです。
死角がないぜ、手ぬぐい。
携帯性
手ぬぐいは非常に小さいものです。
これは非常にありがたいですね。
荷物は小さいに越したことはありません。
小さいは正義です。
携帯性が高ければ、活躍の機会も多いというものです。
長寿命
普通、タオルは使い続けるとその使い心地は悪くなり、吸水性等も悪くなってきます。
しかし、手ぬぐいは違います。
使えば使うほど「良い」ものになってゆくのです。
使い続けてゆくと、手に馴染みます。
その理由は繊維が柔らかくなってゆくからです。
そうなると、なんと使えば使うほど吸水性が上がるのです。
タオルとまったく逆です。
「いいものを長く使う」という日本人の持ち物らしい性質です。
安さ
なにより安い、これに限ります。
デザインに拘らず大量買いすれば一枚200円やそれ以下のものもあります。
これだけ安いと、たくさん買って惜しみなく使えます。
どんな場面で使う？
温泉
日本には数えきれないほどの温泉があります。
これらに行くことを趣味にしている方もいらっしゃるでしょう。
意外とタオルは別料金の温泉は多くあります。
その度にタオルを買っていると部屋がタオルで埋め尽くされてしまいます。
私の家も以前はタオルで埋め尽くされていました。
そんな時も手ぬぐいを持っていけば万事解決です。
なんと手ぬぐいがあればバスタオルもいりません。
浴場に手ぬぐいを持っていったあと、その手ぬぐいをギュッと絞って体を拭きましょう。
手ぬぐいならではの速乾性で体の水分を取ってくれます。
ここでのポイントは「絞って拭く」ことを何回も繰り返すことです。
タオルほどの吸水性はないですが、そのかわりタオルほどの保水力もありません。
これはデメリットではなく、絞ればいくらでも拭けることの裏返しです。
素材そのものに水分を溜め込まないので、絞ればどんどん水分が出てゆきますし、拭けばどんどん吸水します。
そして車の中でちょっと干していれば、帰る頃には思った以上に乾いています。
どうですか。
今度の週末は手ぬぐい一つで温泉に行ってみましょう。
キャンプ・釣りなどのアウトドア
アウトドアではすぐに手が汚れます。
しかしそこでティッシュを使ってしまうのはあまりよろしくありません。
ゴミが増えますし、ティッシュがどこかへ舞ってしまうと環境破壊になります。
アウトドアマンはマナーが第一です。
来た時よりも美しくをモットーにするには、ティッシュよりも手ぬぐいを使いましょう。
すぐに乾くという点も嬉しいところですね。
汚れる、ジャブジャブ洗う、乾かす、また使うが何度でもできるのは野外生活では非常にありがたいのです。
釣りなどに行く際にはどこかに結びつけておけば手を拭いても気がつけば乾いているはずです。
もしかするとティッシュよりも便利かも知れません。
安いので魚の匂いがついても後悔しないのが手ぬぐいですしね。
アウトドアでは、万が一の止血や三角巾の代わりにもなります。
これはもうアウトドアで持っていかない選択肢がありません。
ハンカチの代わりに
手ぬぐいはハンカチよりも乾きやすいので、ハンカチの代わりに持ち歩いてもいいでしょう。
機能性で言ったらハンカチの比ではありませんからね。
おわりに
どうですか。
手ぬぐいにはメリットがいっぱいなのがお分かりいただけたでしょうか。
一枚でも何枚でも、持っていて損は無い手ぬぐいを明日からカバンに忍ばせましょう。
みなさんも、よい手ぬぐいライフを。
それでは。
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