みなさん、飛行機好きですか。
私は好きです。
なんかワクワクしますよね、飛行機って。
さて、先日こんな時期ですが止むに止まれず飛行機に乗る機会があったのですが、そこで面白いガジェットを見つけました。
今回はそんな小ネタです。
JALの機内にて
粛々と機内に無言で向かう乗客。
皆、一様にマスク姿です。
機内に入ってすぐ、右手には飴とイヤホン。
「このイヤホン使う人いるのかな、今や機内でスマホが使える時代だしなぁ」
そんなことを考えていると、その奥に驚くべきものが並んでいました。
日本航空謹製!スマホスタンド!
えっ、ご自由にお取りください!?
びっくりですよ。
イヤホンと飴の隣にスマホスタンドですからね。
スマホが飛行機機内で使える(もちろん機内モード)なんて、10年前には考えられなかったことです。
ましてや機内でWi-Fiが使えて、それが無料化なんてつい最近の話です。
落語や歌謡曲を謎のいかつい聴診器みたいなもので聴く時代から、機内エンタメは機内Wi-Fiでの動画配信に変わったりしています。
「機内でのお時間はお手持ちのスマートフォンで」ということなのでしょう。
ぶっちゃけ、自社で旅行動画コンテンツ作って機内で流すよりも、テレビ局から動画コンテンツ買ってきてWi-Fiで配信してあとはお好きに、という方がコスト安いですしね。
ざっくり紹介
こちらがそのスマホスタンド。
折り曲げ式です。
ですが意外と頑丈な作り。
折り曲げて…
差し込んで…
Success!!!
これ、使い捨てじゃなくて結構長い間使えそうです。
角度調整も効きますし。
スマホ載せたら鶴丸マークが隠れるのなんて、奥ゆかしい仕様じゃないですか。
ホスピタリティにコストをかける勇気
このスマホスタンドは春ごろから配布しているようです。
今年の春はまだ、世界が大変なことになりそうな足音が聞こえてきた頃です。
その頃はこういったモノにコストをかける余裕はあったのでしょうが、今はどうなんでしょう。
顧客満足やホスピタリティの向上は、思いのほかマンパワーに頼るところが大きいです。
正確に言えば頼ってしまっているとも言えます。
コストをかけるのは後回しでマンパワーでなんとかしてね、というやつです。
ですが、お金をかければ、モノを配れば、必ず喜ぶのかと聞かれれば、お客様=我々もそこまでバカではありません。
だからこそ、こういった痒いところに手が届く小さいアメニティは嬉しくなりますね。
おわりに
現在は航空関連なんて大変な時期ですが、思いもかけず好感を持ってしましました。
こういうところで企業を応援したくなる気持ちは生まれるものです。
まあ、私がただのガジェットおじさんだから嬉しくなってしまったのかも知れませんが。
それでは。
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