私たちはM1Macを買うべきなのか、Appleは何をしようとしているのか【あの頃のアップルコンピュータ、これからのApple】

Mac

みなさん、Mac使ってますか。
私は死ぬほど使っています。

もう身の回りに溢れまくっているApple製品ですが、昨年末にゲームチェンジャーとも言えるM1CPUが発表されました。
この先Appleは何をしようとしているのか。

今回はコラム回です。

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あの頃の「マッキントッシュ」

My first Apple=Performa

もう20年ほど前の話です。
情操教育の一環だったのでしょう。
私の初めてのパーソナルコンピュータとしてPerformaがやってきました。

「教育用Mac」とも言われ、エントリーMacであったPerformaは、今で言うiMacのような立ち位置でした。

しかし子供にできることと言えば前衛的なお絵かきや、横に膨らむゴミ箱にファイルを出し入れするくらいのものでした。

それからいくつかのPowerBookが私の家にやってきました。
日本市場を狙い撃ちにしたと言われたモバイル仕様の2400、最先端CPUのG3、今から振り返ればあの頃のMacでできたことなんて今のスマホの数百分の一以下でしたが、とにかく楽しかったのです。

自社製CPUというアイデンティティ

これも有名な話ですが、当時のAppleは自社製CPUのG3、G4、G5がいかに素晴らしいかを喧伝しており、時にあからさまな比較広告でWindows陣営をこき下ろしました。
ジョブズがAppleから放逐され、そして返り咲く間に、そのマシンは四角くなったり角が取れたりトランセルーセントになったりしてゆきました。

そうしてどんどんカッコ良くなってゆくMacに対し、我々原理主義者たちはどんどん先鋭化して、「Appleこそが最高のコンピュータであり、WindowsなどはHAL2000のなり損ないの人間を蝕む悪魔のコンピュータだ」などと思っていました。

しかしある時、AppleはなんともあっさりインテルCPUに乗り換えます。
「実はG5よりIntelの方がすげーCPUなんだよね」というジョブズの聖なるお告げと共に。

我々は路頭に迷い、ある者はG5 Macの偶像崇拝に走り、ある者は教祖の裏切りに人生を悲観したものです。

しかし、かくして聖断は下り、海を割り歩き出した指導者に我々はついて行くのでした。
「やっぱりシェア1桁の弱小メーカーがローカライズしたCPUより世界標準のCPUだよな」などと口走りながら。

iPhoneというゲームチェンジ

しかしいつの間にかAppleはシェア1桁の弱小メーカーなどではなく、iPod、iPhoneを経てモバイルコンピュータ市場でいつの間にかトップになりました。

教祖の持ち出した一枚のモノリスによりマジで世界は変わり、いつしかデスクトップ・ラップトップのコンピュータのシェアも結構なものとなったのです。

かくしてまた、CPUは自社製へ

そして時は経て2020年、CPUはM1という自社製に回帰しました。

いつか聞いた「IntelよりAppleの作るCPUの方が最高なんだぜ?」という言葉と共に。

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それはユーザーの買い替え周期をAppleが握るということ

iPhoneが成功した「購入サイクルの主導」

特に日本において、ですが、現在でも未だにキャリア経由での携帯電話機種購入がメインであり、おおよそ2年で見えないローンを返済するシステムが確立されています。

2年の、いわゆる「縛り」が解けた後にはすぐに最新機種に買い替えるユーザーが多くいます。
買い替え先はもちろんiPhone。
古いiPhoneから新しいiPhoneへの乗り換えです。

なぜそうなるかというと、iPhoneは1年毎に新機種を出しているのです。
ここにおける「新機種」とは何か。
外観がさして変わるわけではなく、毎年変わる点といえば「カメラ」、そして最も大きいのは「CPU」です。
このマイナーチェンジの積み重ねを、毎年毎年Appleは「ドラスティックな進化」として演出し、多くの人の購買意欲を掻き立て、2年毎の買い替えに走らせているのです。

毎年毎年生み出される「クールで最先端のiPhone」は「CPU」の進化だったのです。
その年も後半になると、まるでボジョレーヌーボーのように「今年の出来は…」などと多くの人が品評するそのiPhoneですが、もはやCPUアップデート周期を念頭に置かれていると言っても過言ではありません。

これはCPU生産を他社に任せたのでは不可能なスケジュールです。
自社でiPhoneの「A」シリーズのCPUを生産しているからこそ、ハードソフト共に計画立ててローンチできるのです。

満を持してMacでも「年に1度の自社製サイクル」となるか

ここまでで私の言いたいことはおおよそ予想がつくでしょうが、Macでの自社製CPU回帰は、性能向上ももちろんあるでしょうが、第一の目的は「わかりやすい年に1度のアップデートサイクル」を生み出すためではないかと私は思うのです。

これまでのように、なんとなくEarlyとかLateとかで気まぐれに出したり出さなかったりしていたMac各機種ですが、「年に1度!これが今年のラインナップ!」とすることで、去年の物はたちまち古く感じ、今年の物は購買欲求がそこはかとなく掻き立てられ、来年ものにはそれ以上の期待をするのです。

そして、もし古く感じたとしても
「去年買ったばかりだし、今年はスルーして来年の新しい機種を買おう」
となるのです。

これは携帯電話の購入サイクルでは一般的でしたが、その購入サイクルをMacに導入しようとする壮大な計画なのではないかと私は思うのです。

定期的購入サイクルのために必要なこと

携帯電話・スマートフォンと同じような購入サイクルを生み出すために、それらと同じような2年縛りでの分割払いシステムないしサブスクシステムをAppleは次の一手で打ち出すのではないかと私は睨んでおります。

「2年で機種代はペイするので、その後は使い続けるか新機種買うか好きにしてね」
などと言われて新機種買わない人間がいるものですか。いや、いません。

ですが、ただ分割するだけではなかなかシェアは拡大しません。
そこでまた私の予想ですが、近い将来Mac、特にMacBook系にはSIMが載るのではないかと睨んでいます。
可能性として高いのはeSIMですね。
そうすると、分割システムの確立されているキャリアでの販売が可能になります。

もう近未来はこれしかないでしょう。
現状でもSIMの刺さるiPadはすでにキャリアで分割して販売可ですし、下手すれば金額はMacBook Pro/AirよりもiPad Proの方が高いという逆転現象も起きています。
SIMさえ乗ればいかようにでもできるのです。

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おわりに

近未来予想としてのM1Macを予想しました。
しかしあり得そうな未来でもあります。

個人的には前半のノスタルジーAppleを語り合うのも楽しいんですけどね。

そんな私はまだM1Macは持っていません。
とても欲しいです。
でも今年M2Mac出るんだろうなぁ。
あ、でも2年後買い換えればいいっか。

ほら、もう私もApple様の掌の上。

みなさんも、よいAppleライフを。

それでは。

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