みなさん、完全食食べてますか。
私は最近完全食に気づいた、そしてハマっている一人です。
そんな完全食、前回は国産完全食のCOMPをレビューしましたが、今回はイギリスからの刺客Huelが到着して食べてみましたのでその感想などを。
完全食がやってくる!ヤア!ヤア!ヤア!
その名はHuel
COMPで完全食を知った私。
完全食で検索すると同時によく出てくるのがHuelです。
しかしこちらなかなか評判がイマイチ。
そのメインの評価が「おいしくない」というもの。
買ったはいいけどまずすぎて残りどうしようかなんて言っている人までいました。
そうなったら逆に気になってくるのが人間の性。
本当においしくないのか、だとしたらどれくらいなのか。
気になって仕方ありません。
実際に購入してみました。
本当にイギリスからそいつはやってくる
さて、Huelのサイトを開くと完全に日本語化されています。
日本市場をかっさらいに来る気満々です。
ですが実際の発送は本国イギリスからになります。
なので到着までは少なくとも5〜7日は見積もってください。
待てば待つだけ楽しみが増えると思ってワクワクしながら待つのが吉です。
Huelのラインナップ
現在、Huelのラインナップは
- Huel Powder v3.0
- Huelグルテンフリー v3.0
- Huel Black Edition v3.0
- Huel Ready-to-drink
の4つです。
上の3つが粉末タイプのものでHuel Ready-to-drinkが液体のドリンクです。
相変わらず単価は液体の方が高いので粉末を選びます。
こだわりがなければオーソドックスなHuel Powderを選びましょう。
安いですしね。
液体ではなく粉末を選ぶ理由の一つに、味の拡張性があります。
溶かすものによって味が大きく変わってくるのがHuel、完全食なのです。
ひとつ難点なのはCOMPのようにお試しパックのような商品がないので、買おうと思ったら2袋が最低購入ロットで、少なくとも一気に3キロ少々の粉がドーンとやってきます。
これが「失敗できないぞ」とか「残してしまったらどうしよう」と我々を焦らせる原因です。
これはなかなか厳しいものがありますが、覚悟を決めて買うしかありません。
2袋で公式には34食ですから、1日2食なら半月で、1日1食をHuelにしていたらおおよそ1ヶ月で無くなります。
これが多いか少ないかは人それぞれでしょう。
いざ、実食
どうやって作るの?
基本の作り方は
- 任意の飲み物400ml
- 付属のカップ3杯(400kcalぶん)
- もう一度任意の飲み物200ml
- ひたすら振る
これだけです。
ここでの難点はダマができやすいということですかね。
氷と一緒に振ることでダマができにくくなりますし、嫌な風味も冷やすと緩和されます。
飲み物を2回に分けて入れるのもダマ対策です。
それでも最初は溶け切るまで時間と慣れが必要です。
味はどうなのか
「水で作ると飲み切るのが地獄」というレビューをよく見ますので、私は最初はバニラフレーバーを牛乳で作りました。
いやいやこれ案外いけますよ。
どこかのレビューに「水で作ったHuelはクリーム玄米ブランからクリーム抜いて水で薄めた味」と書いてあるのを見ましたが、それはあながち間違っていません。
なぜかというと、「牛乳で作ったHuelはクリーム玄米ブランの液体」になるからです。
そうなんです。
私のファーストインプレッションは「笑えるくらいにクリーム玄米ブランじゃん」というものでした。
なぜ、ここまで酷評されているかわかりませんが、巷にはまずいまずいというHuelの評価が蔓延しています。
たぶん、日本人に馴染みのない味に多くの人が驚いているだけでなないかと思います。
ちなみにフルーツジュース系でも作ってみましたが、確かにスムージーっぽさは出るのですがどこかにミルク感がある方が飲みやすいと感じましたね。
つまり後半の200mlがカギです。
ミルク感を足すために後半の200mlを牛乳・豆乳・アーモンドミルクにするとか、全量を牛乳で作ったらくどいと感じた時には後半を水にするなど工夫をすると良いかと思います。
食後の腹持ちなど
そりゃあ謎の粉入りの牛乳600mlも飲んだら腹いっぱいに決まっています。
他のものを食べようという気になりません。
次の食事までは余裕でお腹は持ちます。
しかし難点があるのは、慣れるまでは「固形物を食べていないことの消化不良感」があることです。
飲んで飲んでお腹いっぱいのはずなのに、口寂しいなと感じてしまいます。
それを逆手に取って次の食事の楽しみが増えると思うのもいいでしょう。
まあ要はそのあたりは慣れです。
みんな気になるCOMPとの比較
COMPとの一番の違いは値段です。
様々な購入方法があって一概には言えないのですが、おおよそHuelの方が一食あたり100〜200円安く食べられます。
ですがこれは粉単体の値段で、牛乳など水以外の飲み物で作ると当然コストはかかります。
ここがポイントなのですが、COMPは水で溶かしても飲めるということです。
COMPだって毎回水で作っていたらすぐに飽きが来るでしょうが、Huelは水では最初からなかなか飲むのが辛いのです。
これは災害時の非常食目的で買われる方には死活問題でしょう。
災害時、水しかない時に
- まあまあ飲めるCOMP
- 辛い思いをしながら飲むHuel
だったらそりゃ前者だと思います。
後は舌触りの違いははっきりあります。
- COMPは元の飲み物の味をなるべく損なわずにとろみをつけたもの
- Huelは元の飲み物味の玄米ブラン
と言ったようにできあがりに差があります。
配達までの日数も大きく違います。
- COMPは日本製ですので標準的な配達日数
- Huelはイギリスからの個人輸入扱いになりますのでどうしても1週間前後
これも自分の中でトレードオフできるかですね。
私個人はHuel大満足
個人的にはHuelは大満足です。
Huelの方が安いというのはもちろんありますが、水以外の飲み物で作った時の味は問題なく飲める味だったことが大きいです。
量も多いしわかりやすく腹にたまりますからね。
というかネットの情報まずいしか出てこなくてハードルが下がっていたという説もありますが…
これからは金銭的な節約を考えた飲み物を使ってみたり、カロリーを抑えた飲み物を使ってみたりして試行錯誤してゆきます。
こういうところが完全食の面白いところですよね。
おわりに
完全食、メジャーどころ2つは両方試してみましたので、次はカスタマイズに凝ってゆく段階かなと思っています。
しかし原点である「手軽に必要な栄養素とカロリーを摂取できる」というのはすごいことです。
だってカップラーメン食べたり牛丼食べたりするよりこっちの方が健康的なんですもん。
完全食は日常の怠惰な食生活への免罪符みたいなもんですので、どちらにせよ、あまりストイックにならずに普段の食事を楽しみながらも完全食に頼りつつ、という使い方が一番スマートですね。
みなさんも、よい完全食ライフを。
それでは。
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