ロレックスの文字盤事情が大変化しているぞ!【色の呼び方・文字盤交換】

ロレックス

みなさん、時計愛でてますか。
いや、ロレックス愛でていますか。
私は愛でています。

昨今のロレックス事情は目まぐるしく変わり、もはやステンレスのデイトジャストすら手に入らない状況。
こんなのおかしいよ…と涙目になりますが、さらにロレックス大本営からさまざまな発表がなされています。

特に、今回は文字盤事情についていくつかご紹介します。

ダークロジウム?スレート?

グレーであり、グレーでない、2つの文字盤

私の持っているデイトジャストは、バーインデックスで文字盤カラーは「ダークロジウム」のもの。
ざっくり言ってしまえば「グレー」です。
時計サイト、特に価格コムなどで検索する際は「グレー」とざっくり分類分けされています。

購入したのは数年前ですが、似たような色の文字盤で、バーインデックスではなくローマ数字がインデックスとなっているものは「スレートローマン」と呼ばれています。
「ローマン」がローマ数字インデックスを表し、「スレート」がグレーの文字盤色の意味です。

バーインデックスのダークロジウムカラーを探していた時は、このスレートローマンに何度か出くわしました。

「いや、私が欲しいのはダークロジウムであって…」と言う私に、
「いいんですか!?本当にいいんですか!?」と正規店の店員さんが何度も確認してきたのはいい思い出です。
(スレートローマンの方が価値がある、なんて言われていた時期でした)

「えっ、もうダークロジウムって呼ばないの?」

しかしですね、おおよそ2021年ごろから「ダークロジウム」の呼称がいつの間にか使われなくなり、「スレート」となりました。

変更時には「色も違うのでは?」という議論が局地的にありましたが、公式見解として「呼び名が違うだけで、ダークロジウムもスレートも同一色」となっているようです。
同時に、名称変更前は「スレートローマンはバーインデックスとは一味違うぜ」と語っていたスレートローマンオーナーの皆さんの夢も砕けることとなりました。

その中、ダークロジウムの牙城を唯一守っていたのがヨットマスターです。

グレーのヨットマスターの文字盤色名称も「ダークロジウム」
しかもケース・ブレスレットがステンレススチールで、ベゼルがプラチナの構成を「ロレジウム」
と呼び、似たような名前ばかり出てくる初心者泣かせの時計でした。
(ちなみに、ステンレルスチール+イエローゴールドは「ロレゾール」と呼ぶが、テストには出ない)

しかし、そんなヨットマスターもワンテンポ遅れてグレーの文字盤は「スレート」表記に変更となっております。
2022年現在では「旧ダークロジウム」「旧スレート」はすべて「スレート」に統一されました。

なんでこんなことをしたかは不明です。
というか、色が一緒なら最初から名前分けないでよ!というところです。

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デイトジャストは文字盤交換が売りだったのに…

過去は、正規店でも文字盤交換をおすすめ

私は過去に、プロフェッショナルモデルではなく、デイトジャストマラソンをしていた時期がありました。
デイトジャストマラソンも意外と難しく、ブレスレット・ベゼル・文字盤の組み合わせで「まさにこれ!」というものに出会えるまでは、意外と困難を極めるのです。

そんな中、ある時某正規店の店員さんに、
「自分の目的の文字盤に出会うのが一番難しいので、ブレスレットとベゼルの組み合わせが目的のものだったら、先に手に入れて、そのあとに好きな文字盤に変えるのも手ですよ」
と言われたことがありました。

手数料はかかりますが、確実に手に入るということで、こっそり正規店でもそんなヒントを出していたのでしょう。

そして「5年縛り」に

しかし、時は流れ、デイトジャストの組み合わせがどうだとか言ってられない時代になりました。
そして輪をかけるように「パーム文字盤」などの新しくて希少でかっこいい文字盤を出してくるロレックス大本営。

そしてついに「2022年5月21日より、購入後5年間は文字盤変更不可」の公式発表が出ました。
「購入後5年間」とは、保証期間内とイコールで、「保証が切れたら好きにしていいよ」というメッセージのようにも感じられます。

ですが実際のところは、近年のロレックス大ブームにより、とてつもなく多くのオーナーが(もしくは転売屋が)購入後すぐに文字盤交換を依頼しまくったであろうこと、その対策であろうことは想像に難くありません。
「サービス」も一定需要を上回れば「サービスしきれなく」なってしまいますからね。

なにより、我々が憎むべきはそのサービスを悪用しているであろう転売屋です。
細々と楽しんでいる個人オーナーの楽しみを奪う転売屋のことは、我々で来世まで呪ってやりましょう。

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おわりに

さて、今回はロレックスにまつわるプチニュース2件をお届けしました。

マイナーチェンジしながらも、確実にロレックスはバージョンアップしています。

ロレックスは来年、いや半年後の状況も見えませんが、これからも我々で愛し続けてゆきましょう。

それでは。

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